実家じまいとは?片付けだけではない、これからの暮らしを考える「実家じまい相談室」
「親が高齢になり、実家のこれからを考えなければならなくなった」
「親が介護施設に入居することになり、家をどうするか悩んでいる」
「実家が空き家になっているけれど、遠方に住んでいるため片付けに行けない」
「いずれ実家を売却したいけれど、家の中の荷物をどうすればいいのかわからない」
このようなお悩みを抱える方が増えています。
実家には、家具や家電、衣類、食器など、長年の暮らしの中で積み重なったたくさんの物があります。それだけではありません。写真やアルバム、手紙、思い出の品、重要書類など、簡単には「捨てる・捨てない」と決められないものも少なくありません。
だからこそ、実家の整理は単なる片付けとは少し違います。
実家じまいとは、これまでの暮らしを整理しながら、これからの家族の暮らしを考えること。
私たち「実家じまい相談室」は、そんな実家じまいを、ご本人やご家族に寄り添いながらお手伝いするサービスです。

実家じまいは「家を片付ける」だけではありません
実家じまいと聞くと、「家の中の物を全部処分すること」をイメージされる方もいるかもしれません。
しかし、実際にはそう簡単なものではありません。
長年暮らしてきた家には、その家族にしかわからない思い出があります。
子どもの頃の写真、昔の旅行のアルバム、親が大切にしていた家具、趣味の道具、家族からもらった手紙など、第三者から見れば不要に見えるものでも、ご家族にとっては大切なものかもしれません。
また、通帳や契約書、土地・建物に関する書類など、処分する前に確認しておきたいものもあります。
そのため実家じまいでは、
「何を残すのか」
「何を手放すのか」
「誰が管理するのか」
「家そのものをどうするのか」
といったことを、一つずつ整理していく必要があります。
急いで全部処分してしまうのではなく、ご家族の事情や希望に合わせて進めることが大切なのです。
親が施設に入るとき、実家をどうする?
実家じまいを考えるきっかけの一つが、親御さまの介護施設への入居です。
施設へ持っていける荷物には限りがあります。
これまで使っていた家具や家電、衣類、食器などをすべて持っていくことは難しく、「家に残った荷物をどうしよう」とご家族が悩まれるケースもあります。
さらに、施設への入居準備だけでも大変なのに、同時に実家の片付けまで行うとなると、ご家族の負担は決して小さくありません。
「仕事をしながら週末に少しずつ片付ける」
という方法もありますが、家一軒分の荷物となると、想像以上に時間がかかることもあります。
そこで、必要なものを確認しながら、片付けや整理を専門のサービスに任せるという選択肢があります。
ご本人が新しい生活を始める準備と、ご自宅の整理を分けて考えることで、ご家族の負担を減らすことにもつながります。

遠方に住んでいて実家を片付けられない方へ
実家じまいで特に大きな問題になりやすいのが「距離」です。
親元を離れて暮らしている場合、
「実家は遠方なので、なかなか帰れない」
「何度も新幹線や飛行機で通うのは難しい」
「仕事や家庭があり、片付けのための時間を作れない」
という状況も珍しくありません。
実家が空き家になってしまうと、荷物の整理だけでなく、室内の状態や庭、建物の管理なども気になってきます。
そのまま時間だけが過ぎてしまい、「そろそろ何とかしなければ」と思いながらも、なかなか動き出せない方もいらっしゃいます。
実家じまい相談室では、そうした「自分たちだけではなかなか進められない」というご家族の事情にも寄り添います。
まず現在の状況をお聞きし、何から始めるべきなのかを一緒に整理していきます。
「実家を売却したい」場合も、片付けから考えます
「実家を売却したい」と考えたときにも、実家じまいは関係してきます。
家を売ることを考えていても、
「家具や家電はどうする?」
「大量の荷物をどう処分する?」
「片付けてから売却したほうがいい?」
「空き家の状態で遠方からどうやって進める?」
など、さまざまな疑問が出てきます。
不動産の売却だけを考えるのではなく、その前段階にある「家の中をどう整理するか」まで考えることで、実家じまい全体の流れが見えやすくなります。
実家じまい相談室では、片付けや不用品整理だけで終わらず、空き家管理や不動産売却など、その後のことも含めてご相談いただける体制を整えています。
「売るかどうかまだ決めていない」という段階でも構いません。
まずは現在の状況を整理することから始めることができます。

生前整理という選択肢
実家じまいは、親御さまが亡くなられた後に行うものだけではありません。
最近では、元気なうちに自分自身で身の回りを整理しておく「生前整理」を考える方も増えています。
「自分が元気なうちに、必要なものを整理しておきたい」
「子どもたちにできるだけ負担をかけたくない」
「これからの生活をもっと身軽にしたい」
そんな思いから、生前整理を始める方もいます。
生前整理の良いところは、何を残したいのか、何を手放したいのかを、ご本人自身で決められることです。
家族に任せるのではなく、自分の意思でこれからの暮らしを考える。
それもまた、大切な実家じまいの一つの形だと私たちは考えています。
お金をかけてでも、家族の負担を減らしたい
実家じまいを考えるとき、「できるだけ費用をかけず、自分たちでやろう」と考える方も少なくありません。
もちろん、それも一つの方法です。
一方で、
「多少費用がかかっても、家族に大きな負担を残したくない」
「自分たちだけでは難しいところは、専門家に任せたい」
という考え方もあります。
実家じまいに正解はありません。
大切なのは、ご家族の時間や体力、距離、家の状況、そして何よりご本人やご家族の気持ちに合った方法を選ぶことです。
片付けをすべて任せる方法もあれば、ご家族が思い出の品を確認しながら、一緒に整理を進める方法もあります。
「どこまでお願いするか」を含めて相談できることが、実家じまいを無理なく進めるためのポイントです。
実家じまい相談室が大切にしていること
私たちが大切にしているのは、単純に「物を減らすこと」ではありません。
その家で暮らしてきたご本人や、ご家族の気持ちを尊重しながら、これから先の暮らしが少しでも安心できるようにすることです。
実家じまいは、家族にとって大きな決断になることがあります。
だからこそ、「早く片付けましょう」「全部処分しましょう」と急かすのではなく、現在の状況を伺いながら、一緒に整理していくことを大切にしています。
片付け、不用品整理、空き家管理、生前整理、遺品整理、そして不動産売却。
必要なことは、ご家族によってそれぞれ違います。
だからこそ、最初から答えを決める必要はありません。
「何から始めればいいかわからない」
その状態からでも大丈夫です。
実家のこれからを、一緒に考える
実家じまいは、「親の家を片付ける」という一つの作業ではありません。
親御さまが施設へ入居されるとき。
実家が空き家になったとき。
不動産として売却するとき。
遺品整理が必要になったとき。
あるいは、将来家族に負担をかけないために、生前整理を始めるとき。
その一つひとつに、それぞれの家族の事情があります。
だからこそ、実家じまい相談室では、ご家族のお話を伺うところから始めます。
「何をすればいいのかわからない」
「こんなことまで相談していいのかな」
そんな段階でも構いません。
実家の片付けだけでなく、空き家の管理や売却など、その先にある選択肢まで含めて、これからの実家をどうしていくのかを一緒に考えていきます。
実家をどうするかではなく、これから家族がどう暮らしていくか。
実家じまい相談室は、その大切な一歩をお手伝いします。
